うつ病非正規雇用こめびより

うつ病、アダルトチルドレンと生きている30代一人暮らし。底辺からの人生の再スタート。

アダルトチルドレンとは

こんにちは!こめりです!🍙

 

 

アダルトチルドレン(AC)というワードが気になってからは自分で情報収集をしていました。

一番分かりやすかった説明としては、「子どもの頃に家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つきそのまま大人になった人」とのことでした。

このまま大人になった人はどうなるのか?🤔

 

・自分軸で生きられず他人の視線・評価が基準で生きるようになる

・周囲の評価が気になり自分に自信が持てない

・自分の存在価値を認められない

・対人関係がうまくいかず居場所のなさ、生きづらさを感じる

 

・・・どれも完全に私に該当していました・・・😱

 

仕事では特に周囲の評価が気になっていたし、自分が何かミスをするとこの世の終わりのように感じて自分責めがとまらなかったんですよね。人とも表面上うまくやってはいたけど深く関係を築くことはできませんでした。

私って皆には明るく元気な人を振舞ってるけど本当は常に不安だし臆病だし社会不適合者なんだよなって思っていて。

私の事を例え褒めて貰えることがあっても、「でもこの私は演じてる私だから」と考えていて褒められてもどこか他人事のように感じていました。

 

ACにはタイプ別があるようです。

ヒーロー

勉強やスポーツで良い成績や評価をもらうことを第一としている。それはすべて自分ではなく親の期待に応えるため、もしくは家族の雰囲気をわるくしないため意味合いがある。こうした努力が実っている内は良くても、それが何かのきっかけで挫折したり、失敗したりしたときに心がぽっきり折れてしまい、破綻してしまう。

スケープゴート(生贄)

ヒーローとは正反対。問題行動や過剰に低い成績を取り、家族の中で悪者や問題児の立場を引き受ける。家族の怒りや憎しみ、不満等を一人で引き受け家族のバランスを取ろうとする。

 

ロストワン(いない子)

家族の中でいない子として家族との関係を断つ。生まれてこなかった子としてひっそり気配を消して生きようとする。

迷子になっても気づいてもらえず、外出にも連れて行ってもらえず孤独に過ごす。

 

ケアテイカー(世話役)

献身的に家族を世話し、愚痴を聞き支えることを過剰に行う。自己犠牲であり自虐。

家事をしない親の代わりに自分がやる、弟妹の面倒を代わりにする。

自分のことは後回し。

 

ピエロ(道化師)

家族の暗い雰囲気を回避するためにおどけたり、おちゃらけたり笑わせて明るい雰囲気をつくろうとする。ひょうきんで明るい性格に見えるが過度に雰囲気を察知し、人の表情をうかがいどうすれば険悪にならないかとおびえている。

 

イネイブラー

ケアテイカーとやや似ている。献身的に尽くすが、尽くし方が相手の為にならない尽くし方をする。(例→アルコール依存の人にアルコールをせっせと用意する 等)

相手をさらにだめにしてしまう。

 

私はこの特徴を知って自分はケアテイカーとピエロがすごく当てはまっていました。

 

 

 

 

調べをすすめていくうちに「根本から治療しないとまたいずれ同じことを繰り返してしまうな」と思いカウンセリングを受けることにしました。

カウンセリングは保険がきかないので、かなり高額で正直休職している身としては、かなり悩みましたが、自己投資だと思って決意できました!(笑)

半日コースで午後から受けることに。行ってみると本当に普通のお宅でした🏠

 

おうちの1スペースで行っているようでした。

まず最初に、私のプロフィールや今の悩み、感じている事、家族構成などを用紙に記入していきました。書いているときなどカウンセラーさんは退室してくれていたので焦らず書くことができました!✨

HSPさんあるあるだと思う・・)

そこからカウンセラーさんと私の話をして何が根本に傷として残っていたのか、ゆっくりと紐解いて下さいます。

ホワイトボード等も活用し視覚からも分かりやすいように話してくれて、しっかりと聞き入ることができました。

こんな感じです。

 

 

そして私の家族がどんな人なのか、家の様子はどうだったのかという事まで掘り下げて話しすすめました。

 

 

私の家庭は昔から夫婦仲が悪くいつも険悪な雰囲気でした。両親は子どもたちに愛を持って育ててくれたので仲が悪いことは余計に辛かったです。二人とも私にとっては大好きな父と母だったから。その二人がお互いを悪く言ったり無視をする様子を見ているのはかなりしんどかったです。私は子どもながらにお互いが離婚してほしくなくて二人の愚痴を聞いたり、吐き出し口の役目をしていました。そうじゃないと家族がバラバラになってしまいそうで。父と母がストレスを抱えてしまうのが嫌で。これがケアテイカーとピエロに当てはまるなと感じた理由です。

カウンセラーの方は「お父さんとお母さんもあなと同じだった。子供の時に傷ついている。だからあなたにとってはきっと親として足りなかったかもしれない。辛かった気持ちを吐き出して許してあげよう」と。

それから「私を都合よく使うなー!」「ふざけんなー!」という感じでずっと押しとどめていた怒りや気持ちを放ちました。カウンセラーさんは「そうだ!そうだ!」「もっと言ってやんな!」と合いの手を入れてくれてぼろぼろに泣きながら思いを叫びました。

そして「私には親として少し足りなかったけど許すね。」と両親を許したのです。

最後に「あなたはよく頑張った。もうあなたの家での役目は終わったよ。今度は満たされなかった小さなあなたをあなたが心の中で育てるんだよ」と話し頭をぽんぽんとしてもらい(ちゃんと療法です 笑)また涙腺決壊・・・😭

 

 

泣き腫らしまくった顔をして放心状態で帰ってきました。

 

その後はかなり心が軽くなったようで今でも小さな私(インナーチャイルド)に声をかけ「私はこれでいいんだよね?」「私はこれでOKだよ」というやりとりを口に出しています💕カウンセラーさんに言われた通りに続けています!

 

 

カウンセリングは初めてでしたが、行ってみてとてもよかったなと思いました!😊

 

病院は良くするための薬を処方してくださるけど、根っこの部分は病院では治せませんもんね。

長くなってしまいましたが、これがカウンセリングの体験談です!

次回にまた休職と復職について書いていきたいと思います✨

 

皆さん今日も1日大変お疲れさまでした。楽な夜になりますように。

 

 

こめり🍙