こんばんは!こめりです🍙
今日はアダルトチルドレン(AC)の思考の癖について。
ACは不健全機能家族の中でずっと育ってきた為、その環境下で生きる為に学んだ思考や術を大人になってからも続けてしまい「生きづらさ」に繋がってしまいます。
ACについての過去記事、良かったら覗いてみてください。
①「嫌われる事」「見捨てられること」の恐怖が強い
ACは「断る」ことがとにかく苦手です。自分が「嫌だな」と感じる気持ち以上に脳内で「嫌われるかも」「断ったら見捨てられるかも」と不安が大きくなり、自分の感情ではなく常に相手に合わせる方を優先してしまいます。
断ると相手の機嫌が悪くなる。これは育ってきた家庭環境の中から学んだこと。
だから「相手に合わせた方が楽」と自分の身の安全をとった思考の癖です。
解決方法 → 思考の癖だと認識する。些細な事を断る練習をする。断って関係が崩れる人より自分を大切に扱ってくれる人を大事にする事を学ぶ。
②「失敗=死」というような白黒思考
「失敗しても大丈夫」という経験を子どもの頃にできず、失敗を親に強く叱責され、恐怖感や悲しみとしての経験で終わったまま過ごすと、大人になってからも失敗を過剰に恐れます。言葉の通り「失敗=死」に値するのです。そうするとまず自分で行動できなくなるし、人も怖くて仕方がない。本来の自分の力も発揮できない。0か100か、敵か味方かで物事を考えてしまう。
解決方法 → グレーゾーンの方がはるかに大きい事を知る。中間の選択を意識する。
③染みついたネガティブ思考
親からの影響を強く受けてネガティブな思考を受け継いでしまいます。「でも」「だけど」「そうじゃなくて」否定されてきた経験が多いと自分も同じように考えてしまう。ポジティブな部分へのフォーカスができなくなり、ネガティブな部分だけしか見えなくなる。自己肯定感や自己受容感も失われる。
解決方法 → ネガティブな感情を持ってしまう自分を否定せず、「そうだよね。無理もないよね」と自分の気持ちに寄り添う。ありのままの自分をOKとしてあげる。
④「ちゃんとしなきゃ」「しっかりしなきゃ」思考
不健全機能家族の調整役、家族の中を取り持つ役割を子どもの頃からしてきた為に、「自分何とかしないと」「しっかりしないと」という意識がずっと染みついている。会議などでも意見を聞かれると自分の思った事ではなく、「ちゃんとした事言わないと」と相手の正解を探す為精神が擦り減る。見た目からは仕事もできる真面目でしっかり者だけど、本人の中身は不安と恐怖でいっぱいなので毎日追い詰められている。相手の正解をいつも探し出そうとする。
解決方法 → 子供らしくいられなかった自分を認め、「しっかり者」じゃないありのままの自分でいても大丈夫だと知る。相手の正解ではなく、自分の本当の気持ちが何なのか問いかける練習をする。
解決方法の糸口を書き綴ってみたけど、幼少期からずっと培われ、刷り込まれた思考の「癖」を変えていく事は本当に容易なことじゃない。
それだけ子どもの頃の親の影響は大きく、強烈で絶対なんだと思う。
不健全機能家族だろうが、子どもは親が居ないと生きていけないと本能で分かってるから。
ACに関する記事は、書いていていつも胸が苦しくなる。
それでも見た目からは分からない、家族との間で深い傷を抱えて「生きづらさ」を感じて生きている人たちが、必死で毎日を過ごしている事。朗らかに見えて頭の中は毎日警報が鳴り響いて恐怖や悲しみと戦ってること。
そういう人たちが今も必死に社会で生きてる事が少しでも伝わって欲しいと願いながら、これからも書き続けていきたいです。
今日も一日お疲れさまでした。
よく頑張って乗り越えてくれた自分自身を褒めて、拍手しましょう~!👏🏻✨
楽な夜になりますように。お休みなさい🌃
こめり🍙
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