うつ病非正規雇用こめびより

うつ病、アダルトチルドレンと生きている30代一人暮らし。底辺からの人生の再スタート。

心は多面的でとても複雑

こんばんは!こめりです🍙

今日は歯医者へ。割れてしまった差し歯を全て取って、新しい歯を作って貰いました。

すごく刺さってる感があって、奥歯嚙合わせるたびに差し歯部分にじいんと衝撃が😂

徐々に馴染んでくれると思うから、今度こそ固い食べ物に注意するぞ(笑)

新しい差し歯よ、これから末永くよろしく頼みます。

帰りに図書館へ。すごく読みたかった本をやっと発見。

今日の一冊「なんでも見つかる夜にこころだけが見つからない」 著 東畑開人

 

 

ものすごく面白かったし、ものすごく息が詰まりそうになる苦しさもあった。

苦しくなったのは、著者が心理カウンセラーとして向き合ってきた患者さんたちが私と同じアダルトチルドレンであったから。家族関係に傷を負って、そこから「生きづらさ」を抱えてきた人たちが大人になって様々な困難に直面していて。

他人事ではなく感情移入してしまい、どうしようもない息苦しさを感じてしまいました。

患者さんのお話は個人的に苦しくなる部分があったけど、この本のテーマである「心の補助線」の話が面白かった。人の複雑で多面的な心を解いて、現実に起こっている問題だけではなくて、何が水面下にあるのかを探るカウンセラーの方のすごさも感じました。

読書メモをしながら読んでいたのですが、途中からメモするのも忘れるくらい夢中になって一気に読んでしまいました。

※以下、私の読書メモです。

 

 

 

・「心の処方箋」である本やSNSでのアドバイス、人への相談は合う合わないがあり、限界がある。人によっては有効なものになるし、ある人にとってはより複雑なものになってしまうことがある。

・心が回復するには、以前とは違う生き方をインストールする必要がある。

・心の「処方箋」と心の「補助線

処方箋 → 行くべき航路を教えてくれる灯台。どう生きればいいのかズバリ教えてくれる。

補助線 →あなたとその周囲を照らす懐中電灯。じっくり自分の生き方について考える。

自分は今どちらが必要なのかをまず考える。

 

ジョッキー

 → 自分のありのままの心

ジョッキー → 現実離れしないようにコントロールする心

人間の心はこの2つが複雑に絡み合っている。リスクのある馬をジョッキーが必死にコントロールしようとする。ジョッキーが強く馬をコントロールすればするほど、馬は暴れだす。馬の心にも耳を傾けていかなくてはいけない。

 

・「働くこと」と「愛すること

「愛すること」は「働くこと」によって支えられている。「働くこと」は私たちに他者の役に立っているという感覚をもたらしてくれる。その感覚が、他者は敵では無いと感じる事を助ける。一方で、「働くこと」もまた「愛すること」によって可能になる。

世間ではよく「頑張って」という言葉が使われていて「する」が自分の意志の力でどうにかなるものだと思われがち。しかし、意志とは「いる」が保証されていないと発揮するのが難しいもの。

職場や学校で「頑張る」には、まずその場所に慣れていないと出来ない。「愛すること」が根っこである。病気やケガで「働く事」ができなくなる可能性は誰にでもある。だからといって、人生そのものが失われることはない。逆に「愛すること」に支えられていない「働くこと」は常に敵に取り囲まれているリスクに晒されている。失敗=破滅。

そういう不安にさらされている。「愛すること」を失った「働くこと」は他者が敵になり、恐れを強める。

 

 

この「働くこと」と「愛すること」の補助線を使うことになった患者さんの話が、自分に通じるものがあって胸が痛かったです・・・。幼少期に安心できない環境で育ち、相手のニーズを満たすことでしか自分の価値を感じられないところとか、ニーズを満たせなかったら他者は「敵」になってしまうと幼少期の経験で潜在的に刷り込まれていた話が本当に他人事じゃなかった😭

自分の心にも問いかけながら、泣きそうになるのをぐっとこらえて読み終えた。

他の心の補助線の話も興味深く、面白かったのでまた読み直したいです。

 

 


 

 

今日も1日お疲れさまでした。

1週間よく乗り切ってくれた自分自身に今日も拍手しましょう~👏🏻✨

楽な夜になりますように。お休みなさい🌃

 

 

こめり🍙

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