こんばんは!こめりです🍙
今日は弟の誕生日だったので、初めて「誕生日おめでとう」とLINEをしたら「ありがとう!」と返ってきて最近ようやくコミュニケーションがとれてきたなと嬉しく感じた。
私が家を出てから、弟には一度も送ったことが無かった。
弟とは仲が悪いわけでは無いが、父母と比べると距離がある存在だった。
嫌いでもないのだけど、何となく実家に帰るにも弟が居ると帰りづらく感じる事があった。
弟が思春期に入るころから昔のように遊ぶことが無くなり、そのまま距離が開いているのだと思っていたけれど、図書館に行ったとある日に「きょうだいが苦手だ」という本を目にした。
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何気なく手に取って読んでみると、きょうだいが苦手と感じてしまう根っこには「親の愛情を奪い合うライバル」と書かれていてすごく納得してしまった。
自分と弟は親の愛を求めて競争していたのだと。
私も弟も勿論そんな意識はないが、私の中ですとんと府に落ちたのだ。
私も弟もずっと両親の不仲を目にしてきて、それぞれに愛情に飢えていたのだ。
私は両親がコンビニ等に出かけるたび、既に成人している弟に毎回のように部屋に行き「なんか買ってくるものある?」と聞いている事に無性に腹を立てていた事を思い出した。
私は両親に「わざわざ聞かなくてもいいじゃん。そうやって甘やかすからだよ」と度々苦言を呈していた。
今なら、自分がこう言ってしまっていた意味がよく分かる。
私はきっと無意識に、親が弟に愛情を向けているのが気に入らなかったんだな、と。
きっと弟も逆の事を思っていたんだろう。親が私を気にかけている度、同じことを。
親は私たちを同じように愛してくれているけれど、私と弟は無意識に競争していたのだ。
本書の中に、親に愛されたい為に他のきょうだいと比べられないように家族の中で特定の役割を演じ始めると書いてあった。
それは本来の自分ではないので無理がかかり、それを更に社会に出ても演じてしまう事が「他人」を拒絶することに繋がるのだと。
まさかこんな部分にも、自分の「生きづらさ」の根源があったとは。
確かに私は弟の事を何も知らない。弟も私の事情など知らない。
何が好きなのか、何を嫌と感じるのか。
どんな音楽を聴くのか、どんな趣味があるのか何も知らないのだ。
私たちは、一度ゆっくりお互いに歩み寄って、話をしてみる必要があったんだな。
弟ともっといろいろな話をしたくなった。お互いの事を知りたいと今は思う。
「姉弟ってこんなもんか」で終わらせずに、もっと気軽に関わりたい。
無意識にお互い感じていた壁を、これから少しづつでも壊していきたい。
今日の「誕生日おめでとう」と送ったLINEはその一歩だと思う。
「親の愛を奪い合うライバル」ではなく、「頼もしい味方」なんだと互いに思えたらいい。
いつか私の誕生日にも「おめでとう」の言葉を送って貰えたら嬉しいな。
ひとまず、大切な弟よ28歳の誕生日おめでとう!🎉
次実家へ帰る時に、何か誕生日プレゼントも初めて渡してみようと思います😊
今日も1日お疲れさまでした。
今日を無事に終えて、色々な事をやってくれた自分をたくさん褒めて拍手しましょう~👏🏻
楽な夜になりますように。お休みなさい🌃
こめり🍙
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