うつ病非正規雇用こめびより

うつ病、アダルトチルドレンと生きている30代一人暮らし。底辺からの人生の再スタート。

お題「わたしがとらわれていた「しなきゃ」」

こんばんは!こめりです🍙

今週のお題の「私がとらわれていた「しなきゃ」」について書いてみようと思います。

 

 

結論から先に言うと、私の「しなきゃ」は「しっかりしなきゃ」

 

 

このお題を見た時に真っ先に思い浮かんだのはこれです。

これが私の人生の大半であったし、私が社会での生きづらさを抱える根っこ。

機能不全家族の中で育ち、アダルトチルドレンになった私の苦しかったこと。

今でこそ気づく事ができたけど、この「しっかりしなきゃ病」は自分を無意識に痛めつける。

きっと、私以外にもこの「しっかりしなきゃ」に苦しんできた人達はたくさんいると思う。

 

しっかりしなきゃの私ができる背景

4人家族の長女として生まれる。父母も不健全機能家族で育ったアダルトチルドレン

幼少期から喧嘩が耐えず、成長するにつれ会話もしない家庭内別居状態。

母は感情のコントロールができず、父は無関心という特徴があった。

この家族をバラバラにさせない為には、私が何とかしなきゃいけない。

私がお互いのストレスを抱え込ませないようにしないと、二人は離婚してしまう。

小学生の頃からそう感じ始め、両親のカウンセラーのような存在になる。

私が「しっかりしなきゃ」の意識が家庭環境から生まれる。

 

 

私が生きづらさを感じる出来事

・常に緊張している(安心できない

・根っこの部分で他者は私を脅かすと感じてしまっている(親を見てそう刷り込まれる

・その為、他者と親密な関係になるのを避けてしまう(傷つきたくない

・自分のしたい事や意見が分からない(自分の気持ちに蓋をし続けたから

・自分の安全が最優先になり、思い切った行動ができない

・他者に頼ることができない(親に甘えられなかったから

・できない自分・しっかりしてない自分には価値がない

・間違える事、ミスする事が死ぬほど怖い(しっかりできてないという事だから

・自己肯定感皆無になり、愛されるに値しない人間だと思ってしまう。

 

 

 

こういう「生きづらさ」を抱えながら社会人として生きるのは大変であった。

表面的には何も変わらないけど、心の中はいつも嵐のようだった。

子どもの時に子どもとしていられなかった私は、社会人で大きく躓く事ばかり。

うつ病も2回発症し、仕事も休職し転職も何回もした。誰にも心を開けなかった。

「しっかりしなきゃ」の考えは生きる事が危うくなる。

そうならざるを得なかった環境だったので、「あの時こうしていれば」は通用しないけど。

 

自分が両親を支えなきゃ。長女だから支えなきゃ。

自分がミスしたらみんなに迷惑かけるから気を付けなきゃ。

しっかりしないと迷惑かける。しっかりしないと価値がない。

 

 

危ういね、とても。うつ病にもなっちゃうね。

私は、誰にも自分と同じ苦しさを味わってほしくないと思っている。

「しっかりしなきゃ」という強迫概念は自分の心を見失う。

それは、あなたが優しくてめちゃくちゃ頑張って生きてきた証明だ。

しっかりしようと頑張ってきたあなたはとても素敵だよ。

しっかりしなくても、あなたの価値はなくならないからね。

本当はもっとわがままで自分らしくいたかった。

しっかり者になんてなりたくなかったよね。

 

 

あなたの中の「しっかりしなきゃ」にもどうかそう声を掛けてあげて欲しいです。

根っこはそう簡単にはしっかりをやめられないからせめて温かい言葉を。

私も「しっかりしなきゃ」をもっと気楽にする方法を学んでいる途中です。

ぼちぼちでいい。自分のペースで前より「ちょっとマシ」を積み重ねていこう。

あなたの「しなきゃ」が少しでも重荷にならず、軽いものになりますように🍀

 

 

 

 

私がとらわれていた「しなきゃ」